- はじめに|忙しい社会人でも、英語は伸ばせる
- 1. スタディサプリENGLISH|多忙な社会人の味方
- 2. シャドテン|リスニングと発音の劇的向上
- 3. NHKラジオ英会話|無料で基礎力アップ
- 4. Netflix × 英語字幕|ストレスフリーな学習
- 5. YouTube学習|「生きた英語」に触れる
- 6. オンライン英会話(例:レアジョブ・Cambly)
- 7. Anki / ドリル|単語は「反復」で覚える
- 8. ChatGPT × 英語日記|英作文をAIが添削
- 9. ビジネス英語教材(例:実践ビジネス英語)
- 10. 英語を“目標”ではなく“習慣”に変える
- 忙しい社会人が英語学習を続けるコツ
- まとめ|正しい方法と習慣で、英語は必ず伸びる
はじめに|忙しい社会人でも、英語は伸ばせる

「社会人になってから英語を勉強し直したい」

「でも仕事が忙しくてなかなか続けられない、勉強時間が確保できない・・」
そんな悩みを抱えていませんか?
私自身、英語を使う外資系企業に転職したことで、実践的な英語力の必要性と同時に、忙しい中でも成果を出す学習法の大切さを痛感しました。学生時代はたくさん時間があったので、英語学習に集中することができましたが、会社員になると勉強時間の確保が難しくなります。
この記事では、外資系で働くビジネスマンの視点から、社会人が限られた時間でも効果を出せる英語学習法10選をご紹介します。

今日からすぐに始められるものばかり厳選しました。
英語学習のモチベーション維持、習慣化のコツなど、マインド面も一緒に説明します。
1. スタディサプリENGLISH|多忙な社会人の味方
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特徴:通勤中に1回3分で学べる
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おすすめ理由:リスニング・スピーキング・TOEIC対策まで対応
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実体験:電車でのスキマ時間が“学習時間”に変わった。TOEICの勉強に効果的。
通称スタサプは、多忙なビジネスマンが日々のスキマ時間を上手に活用して、主にTOEICのスコアアップを目的として設計されたアプリです。

外資系企業・海外営業部で働くことを目標とした場合、
TOEICスコアは最低600点は必要。
スタサプは金額も安く手軽に始められるので、英語が初級〜中級(TOEICスコア600点未満)の方、日々の仕事が忙しい方にオススメのアプリです。
2. シャドテン|リスニングと発音の劇的向上
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特徴:プロが毎日シャドーイング添削
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おすすめ理由:自然な発音・瞬発的なリスニング力が身につく
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外資系の現場で実感:会議での「聞き返し」が激減
ホリエモンさんが絶賛しているシャドテン。このアプリは、シャドーイングという王道の英語学習法を活用して、総合的な英語力アップを目標としています。
シャドーイングは、アクティブリスニングという手法を使うことで、効果が倍増します。
アクティブリスニングとは、メッセージを想像しながら聞くリスニング手法で、英語を学ぶうえで
最も効果の高い学習法と言われています。
アクティブリスニングができるレベルの内容を聞いて、シャドーイングすることで、
効率的に英語力UPが可能となります。
3. NHKラジオ英会話|無料で基礎力アップ
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特徴:毎朝15分の音声学習
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おすすめ理由:中学英語の文法を実践的に復習
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習慣化のコツ:朝食・出勤前ルーティンに組み込むと◎
経済・時事が好きな人や、毎朝新聞を読む習慣のある方には、NHKラジオ英語がおすすめです。
わたしも20代後半の頃、NHKラジオには毎日お世話になっていました。
1. まず日本語で新聞、ネットニュースなどを見て、内容を理解する
2. その後、NHKラジオ英会話を見る ※できれば、英語スクリプトを見ながら聞く

英語は相手のメッセージを理解することで、理解力が急激に上がります。
相手の言わんとしていることまで想像できるようになれば、スラスラと聞き取れます。事前に相手が言おうとしていることを日本語で見ておければ(カンニングしておけば)、学習効率がグンと上がります。
4. Netflix × 英語字幕|ストレスフリーな学習
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特徴:好きな映画・ドラマで学べる
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おすすめ理由:自然な会話表現・発音が身につく
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活用法:Chrome拡張「Language Reactor」で字幕比較しながら学習
英語学習にもっとも大切なものの一つは、「継続」です。

時間を確保することと、継続することができれば、誰でも英語は上手くなっていきます。
しかし、ほとんどの人が継続せずに学習をストップするため、英語が話せる日本人が少ないというのが実情です。
なので、自分の好きなことを上手く活用して、英語を学ぶというリズムをつくることで、継続ができるようになります。たとえばわたしは、洋楽が好きでした。好きなアーティストの歌を聞きながら歌詞を書いたり(ディクテーション)していました。楽しく英語力を上げられる、ストレスフリーな学習法です。
5. YouTube学習|「生きた英語」に触れる
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おすすめチャンネル:
- バイリンガールちか(日本人視点での英語)
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Bob the Canadian(実用英会話)
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Speak English with Mr. Duncan(英国英語)
初心者にオススメで楽しく見れるのは、バイリンガールちかさんです。
教育系YouTubeは、エンタメとして楽しみながら学習することが可能。
①まず、YouTubeから学習習慣をつける
②習慣化できたら、テキストやスクールなど、より内容の深いものにシフトさせる

このリズムをつけることで、英語に触れる時間が長くなります。またオススメYouTuberは、以下で紹介しています。
6. オンライン英会話(例:レアジョブ・Cambly)
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特徴:1回25分、毎日話せる
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おすすめ理由:アウトプット不足の解消
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実感:英語で話すことへの“抵抗感”がなくなる
日々忙しいけれども、とにかく最短で英語力をアップさせたいという方には、オンライン英会話を強くオススメします。
- お金をかけることで、英語を勉強しないといけないというプレッシャーを自分にかける
- 先生から学ぶことで、学習効率が良い
- 宿題、授業のレビューをすることで、インプット型の自主学習の動機づけもできる
わたしがいま、日本の企業に勤めていて英語力がないならば、真っ先にこの方法を取ります。オンライン英会話は留学と比べると、行動リスクが低く気楽にスタートできます。金銭的に余裕がなければ、最初の数ヶ月だけオンライン英会話を実施して、まず習慣化させます。
英語学習が習慣化ができたら退会して、YouTubeやアプリといった自習型に切り替えれば良いと思います。
7. Anki / ドリル|単語は「反復」で覚える
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特徴:暗記カードアプリで反復学習
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おすすめ理由:忘却曲線に合わせて最適な復習タイミング
中学〜高校にかけて英語の授業が好きだった方には、Anki型の学習やフラッシュカードもオススメ。
学習のコツは、自分にあったやり方で継続することなので、学生時代の学習法がフィットしていた方は、教科書型学習を続けるのも良いと思います。

ポイントは、自分に合った学習法を選択すること。教科書は学生時代から何年も付き合ってきているマテリアルなので、慣れ親しみがあります。個人的には、洋画・英語ディベートの方が向いていましたが、人によってタイプが異なります。
英英辞書を使ったり、英語ドリルを入念にやり込んで、頭に覚えさせる(書くことで英語脳を作る、頭を活性化させる)のはとても良い方法です。
8. ChatGPT × 英語日記|英作文をAIが添削
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やり方:
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① 英語で1日3行の日記を書く
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② ChatGPTに添削・言い換えを依頼
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効果:自然な表現が身につく/添削コストゼロ
AIは英語力を底上げするのに、最高の方法だと思います。
なぜなら、自分のわからないこと、知りたいことを、遠慮することなく質問できて、的確に回答してくれるからです。
たとえば、英語で自己紹介がしたいとします。その場合、以下のように進めます。
①まず、日本語で自己紹介を作成する
②ChatGPTなどのAIに、英訳を依頼する
③難しくて理解できなければ、小学生レベルの英語にしてほしいと再度指示する

日本語で良いので、自分で自分の伝わりやすい自己紹介を考えることです。
そうすることで、メッセージ(伝えたい)がすでに頭の中にあるため、英語が頭の中に入りやすく、定着しやすくなります。
9. ビジネス英語教材(例:実践ビジネス英語)
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特徴:会議・メール・交渉などを想定した表現が学べる
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外資系で使われた表現が多数:教材の「リアルさ」が現場で役立つ
ある程度ビジネス英語に自信のある方には、NHK実践ビジネス英語がオススメ。
杉田敏さんはビジネスに精通していて、実用的な書籍も多数出版しています。英語を学べるのはもちろんですが、同時に世界経済や宗教観などの知識もインプットできるので、英語プラスアルファを求めている方にはオススメの手段です。
10. 英語を“目標”ではなく“習慣”に変える
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方法:
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朝に3分だけでも音読
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1日1文だけでも英語を書く
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重要なのは「続ける設計」:完璧よりも「昨日より1歩進む」ことを重視
具体的なメソッド(学習方法)ではなくて、マインドよりの考え方となりますが、
英語学習につまずくほとんどの方は継続が不足しています。
継続が難しいと感じるのは、以下の要因が考えられます。
- 時間がない(=仕事、家庭で忙しい)
- 成果がすぐに見えないため、やる気が出ない
- 完璧主義になりすぎる
- 目標がぼんやりとしている
- 学習にあきてしまう
英語学習は楽器の練習やスポーツと似ていて、続けていけば確実に上手になります。
まずは自分がどこでつまずいているか確認して、継続できない理由をつぶしていけば、自然と習慣化できるようになります。

次は継続に関するコツを、紹介いたします。
忙しい社会人が英語学習を続けるコツ
①「目的」を言語化する
「昇進のため」「外資系に転職したい」など、**英語を使って何をしたいのか?**を明確にすると、学習が継続しやすくなります。

「海外営業を始める」、「外資系企業で勤務する」、「外国人と問題なく対話できるようになる」ために英語を学習するなど、人生で必ず達成したい目標を忘れないよう書き留めます。
「英語上級者になること」「国際的な仕事に就くこと」には、人生を劇的に変えてくれるパワーがあります。
時間はかかりますが、成功できるのは目的を忘れずに継続できた人だけです。
② スキマ時間のルーティン化
通勤中、昼休み、寝る前など**“何も考えずに英語に触れる時間”**を生活に組み込むのがコツ。
以下は、平日〜週末を意識した、ルーティン化の一例です。
(現時点での各自の英語力によって最適な手段は異なりますが、以下はどなたにも当てはまるかと存じます)
② 通勤中、電車の中で英語を聞き流す(簡単な内容にして、アクティブリスニングを意識)
③ 歩いているとき、今日したこと・明日することを英語で考える
④ 週末だけ、英会話(アウトプット)する
③ 人を巻き込む
SNSで学習記録を公開したり、英語仲間と勉強会を作ると、モチベーション維持に効果大。
英会話が上手になるかは、学生時代の成績とあまり関係ありません。
むしろ、日本特有の文法英語で勉強してきた人よりも、ゼロベースで始めた人のほうが上手くなることがあります。

たとえば、留学当初は英語が全く話せなかった女子が、現地でネイティブの彼氏を作って、英語が飛躍的にうまくなることは、多々あります。
恋人に限らず、友達をつくる、切磋琢磨できる仲間をつくる、先生を見つけることで、学習が楽しくなって継続しやすくなります。
まとめ|正しい方法と習慣で、英語は必ず伸びる
社会人になってからの英語学習は、「時間がない」「忙しい」と感じるもの。
しかし、正しい方法と習慣化の仕組みを取り入れれば、無理なく継続でき、実力も着実に伸びていきます。
この記事で紹介した10の方法は、すべて筆者自身が外資系で実践し、効果を実感したものばかり。

ぜひ、自分に合った方法から取り入れて、「あなたに合った続けられる英語学習」を今日から始めてみてください!
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