外資系の給料は本当に高い?現役外資系社員が、業界・職種別を徹底比較!

外資系企業へ転職

外資系=給料が高い」というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか?

MAO
MAO

実際、日系企業と比べると、高水準の給与を得られるケースは多くあります。
わたしがいま働いている外資系IT企業も、同じ業種の日系企業と比べると、基本給は高く設定されています。

この記事では、外資系企業の給料が高い理由や、業界・職種別の相場、年代による違い、
転職時の交渉術まで徹底解説します。

外資系企業へ転職を考えている方は、まずは無料相談から>>

英語を活かした転職ならロバート・ウォルターズ

外資系企業の給料が高い理由とは?

成果主義がベース?給与が高くなる評価制度の違い

外資系は、意思決定のスピードが速くて、成果重視の文化が根付いています。年齢や社歴はまったく関係なく、結果に応じて報酬が決まります。

ゼロではないですが、日本企業によくいる働かないオジサンは少なく、みんな真剣に仕事に取り組んでいます。実績は、ストレートに給与に反映されます。

MAO
MAO

逆に言うと、仕事に情熱をなくしてしまったり、ダラダラと過ごしている社員は周囲から評価されないため、周囲との距離が生まれてきて、結果としてパフォーマンスが出せなくなります。

日系とここが違う!年収に直結する評価と報酬の仕組み

転職サイトや統計データによると、外資系企業の給与水準は同年代の日系企業より20〜50%高い場合があります。

MAO
MAO

わたしは、アメリカ系、ヨーロッパ系、台湾系と、3カ国の外資系で働いてきました。自分の体感としても、最低20%は高く設定されていると思います。

なので、現在の年収が500万円だとすると、少なく見積もっても同じ仕事ができる外資系に転職すれば、年収が600万円(給与100万円アップ)が可能です。40%アップも現実的で、その場合は給与が200万円上がって700万円となります。

MAO
MAO

これが日系企業への転職だと、転職時の平均給与は+10%と言われているため、550万円±が妥当となってしまいます。

外資系、業界別の年収相場について

外資系は、日系企業よりも年収水準が高く設定されています。

MAO
MAO

年収水準は業界によって異なります。
コンサルやIT業界などは、管理職クラスになると1,500万〜2,000万は到達可能です。

業界 外資系年収
レンジ
外資系企業
一例
日系年収
レンジ
日系企業
一例
コンサル 1,000万円〜2,000万円以上 マッキンゼー、BCG、デロイト 700万円〜1,200万円 野村総合研究所、アクセンチュア(日本法人)
IT・テック 800万円〜1,500万円 アップル、グーグル、マイクロソフト 600万円〜1,000万円 富士通、NEC、日立製作所
製薬・医療 700万円〜1,200万円 ファイザー
ジョンソン・エンド・ジョンソン
500万円〜900万円 武田薬品工業、大塚製薬、第一三共
消費財・ラグジュアリー 600万円〜1,000万円 LVMH、エスティローダー、P&G 400万円〜800万円 資生堂、花王、コーセー

転職を成功させるには、戦略が大事です。基本戦略は、軸ずらし転職といって、転職の際に業界か職種のどちらかを変えることで、年収をアップさせていきます。

※業界と職種の両方を変更すると、ゼロからのスタートとなり、年収がダウンするため注意が必要

MAO
MAO

上手に転職を続けていくために、軸をずらし続けられるような、ポータブルスキル(英語・IT・会計など)を会得することを意識します。

ここからは、外資系の給料事情について、より具体的に解説します。

 

外資系企業における正社員の給料事情

新卒と中途での給料差

中途採用の方が交渉力があり、前職給与も加味されるため、初任給が大きく異なる場合があります。

基本的には、給与は前職をベースとして決まります。これは日系も外資も同じですが、
日系だと+15%が限界値に近いと思います。しかし外資系では、求められる職務を満足できるスキルセットがあれば、50%以上年収を上げることも現実的です。

年代別の給料相場

  • 20代:400〜800万円
  • 30代:600〜1,200万円
  • 40代以上:1,000万円〜

年齢で分けると、ざっくりこういうイメージで良いと思います。
わたしは複数の外資系企業(半導体、ITなど)で働いてきましたが、給料レンジは上記でした。

また外資系では、Annual Salaryといって、年収を12で割った金額が支給されることが一般的。

MAO
MAO

ボーナスによって給料が大きく変動することは稀なので、安定して支出管理ができます。

職種別の給料比較

営業職はインセンティブがつきやすく、年収が跳ね上がることもあります。

わたしの知人は、中国系のIT企業に努めていました。彼の会社では、インセンティブが青天井のため、年収3,000〜4,000万円稼いでいる人もいるとのこと。(大変だとは思いますが・・)

反して、バックオフィス系は安定傾向なため、お子様のいる女性事務員の方が多い印象。

外資系の給料が高い理由7選

成果主義と給料の連動

実績が明確に評価され、年収や昇給に直結します。

サラリーマンの給与所得なので、事業所得とは異なりますが、自由度が高くて給料も自分で作っていきやすいです。

福利厚生や報酬制度の違い

RSU(譲渡制限付き株式)や、ストックオプションが付与される場合も。

MAO
MAO

わたしがいま勤めている会社も、ストックオプション制度があって、その会社に1年以上勤めた後に株を購入することができます。

上場して価値が上がったタイミングで売ることで、資産形成を加速させることができます。

英語力と給料水準の関係

ビジネス英語が使えるだけで、年収帯が一段上がることも。

外資系企業で給与が高い理由の1つは、日本人で英語を話せる人材が少ないため。そのため、英語が仕事で使えることで、年収が自然と上がります。

また日系企業に勤めていたとしても、社内で英語ができれば重宝されて、出世競争に有利に働きます。

競争が激しい=高給料?

成果に対するプレッシャーが高いぶん、報酬も高めに設定されていることが多いです。

ハードワークではありますが、人間は慣れる生き物なので、最初の辛さをクリアできるかがポイントです。

 

MAO
MAO

競争にかつコツは、自分の得意な分野で戦うこと。自分にしかできない仕事をドンドン見つけていって、周囲との差をつけていきます。逆に、苦手分野は誰かに助けてもらえるよう、周囲との関係性維持も大切。

 

 

インセンティブやボーナスの実態

四半期ごとのパフォーマンスボーナスがある企業もあります。

外資系企業はインセンティブ制度が魅力的で、支給額は日系企業よりも高いことが一般的。

MAO
MAO

ここからは、どのように転職すればよいか、どうやって年収を上げるかについて解説します。

外資系企業へ転職して給料を上げるには?

給料交渉のタイミングとコツ

オファーのタイミングに交渉するのが一般的です。自分の市場価値を、しっかりと伝えるようにしましょう。

給料交渉は最初のタイミングがとても大事で、ここで9割決まります。

MAO
MAO

入社後に給料が下がることは稀ですが、入社してから給料をグンと上げるには時間がかかるため、最初に交渉することが肝要。

面接で伝えるべき「実績」とは?

売上貢献、プロジェクト推進、グローバル経験など、具体的な成果を数字でアピールしましょう。

 

MAO
MAO

外資系では、自分の仕事を自分で見つけて、自分で進めていく能力が必要となります。そのため、次の会社に転職する時、自分がどういう仕事をしてどんな成果を出してきたか、説明できます。

自分が出してきた実績は、給与との相関関係が強いため、言語化・数値化は怠らないようにしましょう。

転職エージェントを使った給料交渉術

外資系に強いエージェント(ロバート・ウォルターズ、マイケル・ペイジなど)を活用すると、
成功確率が高まります。

MAO
MAO

わたしは、今の会社にはロバート・ウォルターズ・ジャパンを介して転職しました。給与交渉にも協力していただき、提示いただいた年収よりも¥100万高い年収で転職することに成功。

転職エージェントと協力して給与交渉できるように、外資系に強いエージェントは積極的に活用しましょう。

FAQ|外資系企業の給料に関するよくある質問

Q1. 外資系の給料は本当に高いの?
MAO
MAO

はい。業界によりますが、日系企業に比べて平均で1.2〜2倍ほどの水準があります。

Q2. なぜ外資系は給料が高いのですか?
MAO
MAO

成果主義、グローバル報酬体系などが理由です。
また研修制度などに時間をあまり使わず、即戦力として採用するため、
その分も社員の給与に反映されます。

Q3. 給料交渉は可能ですか?
MAO
MAO

はい。オファーのタイミングで交渉が可能です。
入社後に給与をグンと上げるには時間がかかるので、入社する前のタイミングで積極的に交渉しましょう。自分が求める給与を払ってもらえれば、仕事が忙しくてもがんばれます。

Q4. 英語力があれば給料は上がりますか?
MAO
MAO

中級以上のビジネス英語ができると、より高収入なポジションに応募しやすくなります。
また、外資系では転職をくり返すのが一般的です。軸ずらし転職、ポータブルスキル向上を意識することで、恒常的な給与アップが可能です。

まとめ:外資系企業で給料アップを目指すには

給料交渉のポイント

①自分の過去の実績定量化して、数字を使って伝えられるようにする

例:売上予算に対して〇〇%で着地、〇〇社のアカウントを管理、年にプロジェクトを●件担当など

②自分のスキルが、転職する会社でどのように活かせるか言語化する

MAO
MAO

会社が確認したいのは、採用する人が会社にどのように貢献してくれるかどうか。できないことをできる言うのは✘ですが、してきたこと・できることは自信を持って伝えないといけません。

例:昨年は、予算比150%と高水準で着地して、営業成績で全社2位になりました。
業界が好景気たったこともありますが、それ以上に過去の自分の積み上げ、真摯な営業活動が数字に反映されたと自負しています。

転職エージェントに交渉を依頼する。

転職エージェントが、どれだけ企業の人事部門と関係性を構築できているかは、転職のキーポイント。

 

MAO
MAO

会社が提供できる限界はありますが、限界までの交渉・アッパーラインなどは、担当者と仲良くなれば教えてくれます。

 

転職エージェントの報酬は、一般的に転職者の決定給与額(年収)の30%と言われています。仲介する立場からしても、転職者の年収が高いほうが、利益が上がってwin winです。

今後の給料動向とキャリア戦略

外資系企業の給与は、今後もスキルと成果に応じて高水準を維持すると見られています。
特に、AI・IT・金融・ヘルスケアなどの産業では、グローバル人材の需要が高まり、年収1,000万円以上の求人も多数あります。

MAO
MAO

今は「どこに勤めるか」よりも、「どんなスキルを持っているか」「どんな実績を残せるか」が報酬を決定づける時代です。

将来的に給与を上げていくには、以下の3点が重要です:

・英語やデジタルスキルなどのWEBスキルを磨く
・年収アップにつながる“軸ずらし転職”を意識する
・自分の市場価値を客観的に把握し、交渉できるよう備える
MAO
MAO

また、転職活動を通じて「どんなキャリアを積みたいか」を定期的に見直すことも大切です。職務経歴書を書いていれば、自分がどういう仕事をしてきたか、客観視できるのでオススメ。

わたし自身も、外資系企業での経験を通じて、給与だけでなく「どんな環境で働きたいか」「どんな成長をしたいか」を常に考えるようになりました。

給料は、自分の実力と向き合った“結果”です。だからこそ、学び・実践し・発信しながら、自分のキャリアを主体的にデザインしていきましょう。

外資系企業へ転職を考えている方は、まずは無料相談から>>

英語を活かした転職ならロバート・ウォルターズ

コメント

タイトルとURLをコピーしました