・英語を使った仕事をしてみたい
・自分の英語がビジネスで通用するのだろうか?
・英語力って、どれくらい必要なのか知りたい
わたしも海外営業として働く前には、知らないことばかり。
初転職をきっかけに、グローバル企業で10年以上勤務をつづけたことで、TOEIC940点まで上がりました。
当記事では、以下を中心に解説します。
- 英語を使った仕事の探し方、転職する方法について
- 英語を仕事で活かすには、どれくらい英語力が必要か?について
わたしは学生時代に英語を勉強していましたが、自分の英語に自信がありませんでした。
「自分の英語がビジネスで通用するのだろうか?」こんな不安がありました。
しかし海外営業を始めて、ビジネス英語は完璧でなくても大丈夫、ということを知りました。
英語はあくまで手段、自分の言葉で伝えればコミュニケーションに支障が出ることはありません。(相手が理解することが第一優先なので、簡単な英語で問題なし)
また、本当に英語を仕事に活かしたいと思っているなら、まず始めることが最優先です。
なぜなら、英語力は実務を通じてブラッシュアップしていくことが、もっとも効率的だからです。
世界の動きは想像以上に速いため、すぐ行動して、最速で経験を積むことが大切。
グローバル市場で必要とされる人材になって、キャリアをドンドン上げていきましょう。
英語を使って働ける会社へ転職するには
英語を仕事で使用したい場合、以下の順番で転職活動を進めていきます。
- 転職エージェントに登録する
- 必要な英語力をつける
転職エージェントに登録する
最初にすることは、転職エージェントに登録すること。
英語を使った仕事(求人)を探すには、以下の転職エージェントがオススメです。
② ロバート・ウォルターズ・ジャパン
③ doda(パーソルキャリア)
④ マイナビ
わたしも実際に使用してきたエージェント、会社を探す時間をグンと短くできます。以下で具体的に解説しています。
必要な英語力をつける
転職エージェントに登録が完了した後は、自分の入社したい企業が求めている英語力と募集要項をチェック。
- 自分の現在の英語力が、企業の求める水準に達しているか
- 英語以外のスキルセットと経験が、企業の求める水準に達しているか
1が水準に達していない場合、TOEICの勉強など、英語力を高めることが最優先。
たとえばTOEIC600点以上必要であれば、TOEICの勉強に時間を使います。
1がOKであれば、次は2を確認。スキルセットと経験を満足できていれば完璧ですが、不足している場合は転職エージェントのコンサルタントに相談してみましょう。
英語を仕事に活かして転職するには、どの程度の英語力が必要?
求められる英語力は、転職する会社と仕事内容によって異なります。
以下の2つに分けて、考える必要があります。
- 転職(入社)するために必要な英語力
- 転職(入社)した後、必要な英語力
転職(入社)するために必要な英語力
まずスタート地点に立つ(求人に応募する)ため、転職先の企業がどの程度の英語力の方を探しているか、確認します。
仕事内容によって異なりますが、以下を参考としてもらえればと思います。
- TOEIC600点前後 → 初級者向け
- TOEIC700点~800点 → 中級者以上向け
- TOEIC900点以上 → ネイティブに近い上級者向け
TOEIC900点以上の人材を求める求人は、レベルがかなり高いです。
(TOEIC900点以上取得している人は、TOEIC試験受験者の5%未満)
なので、狙っていくべき求人の英語力は、600点~800点とする、
焦点を定めることで、英語を使った仕事に転職する成功率が上がります。
TOEICのスコア別に転職ができる職種の例を、いくつか記載します。
主観ですが、ぜひ参考としてみてください。
✅TOEIC600点前後 | ・初級レベルの海外営業職(アジア担当) ・外資系ホテル、空港 ・貿易実務 |
✅TOEIC700点~800点 | ・外資系企業の営業職 ・海外営業職(欧米圏担当) ※国内営業から、海外営業に転身できる水準に達している |
✅TOEIC900点以上 | ・通訳翻訳 ・外資系企業のコンサルタント |
転職(入社)した後、必要な英語力
あなたの英語力が、企業の求める必要最低の水準以上であれば、今すぐ転職することをオススメします。理由は、仕事で必要な英語力は、仕事を通じてドンドン上がっていくからです。
英語でも、パソコンでも、毎日使っていれば自然と覚えていくもの。
逆に言えば、仕事に必要のない英語は、無理に時間を使って学ばない方が時間を有効活用できます。
まずは転職して、その環境に身を置いて、英語力を上げる仕組み(環境)をつくることにフォーカスしてください。
英語を使った仕事(会社)に転職すれば、年収って上がる?
英語力をつけて、仕事に活かしていくことで、年収アップにつながります。
これには、以下の理由があります。
- 日本には英語をビネスレベルで使用できる人材がすくないので、希少性が高い
- 今後、日本の国内市場はシュリンク(人口減少)していくので、企業は海外に目を向けていかないと収益を伸ばしにくい
- 観光業が今より栄えていく(インバウンド需要が上がる)ことが予測される
日本で今後盛り上がっていく産業として、観光業は外せません。
これは日本食(WASHOKU)がユネスコ無形文化遺産に登録されたこと、欧米圏からの旅行者にとっては安価で訪問しやすい国であること、などが理由です。
また、ITや金融といった産業では、アメリカを中心とした欧米系企業に遅れを取っています。
かつては輸出の軸であった白物家電も、現在では韓国のLGやサムスン電子にかないません。
なので、英語を自分のスキルセットとして確立させて、他の経験と掛け合わせていくことが、これからの転職市場で勝ち残っていくポイントです。
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