外資系はTOEIC何点必要?スコア別の評価と職種ごとの目安を徹底解説

TOEIC勉強法

外資系に転職したいけど、TOEICがどのくらい必要か分からない…」

こんな風に悩んでいませんか?

MAO
MAO

結論から言えば、TOEICスコアは“目安”であり、すべてではありません。
700点取れていれば、応募できる外資系企業はたくさんあります。

とはいえ、書類選考や社内基準において、一定のスコアが求められるのも事実です。

本記事では、スコア別のTOEIC評価業界・職種ごとの目安、さらにスコア以外に求められる英語力まで、外資系転職の視点から詳しく解説します。

外資系企業へ転職を考えている方は、まずは無料相談から>>

英語を活かした転職ならロバート・ウォルターズ


外資系でTOEICスコアはどれくらい重視される?

外資系企業では、TOEICスコアを「英語力の証明」として重視する傾向があります。

書類選考のフィルターとして使われることが多く、一部の企業では履歴書職務経歴書に記載が必須とされています。

TOEICスコアが高ければそれだけで評価されるわけではなく、実際の業務では「英語を使って仕事ができるか」が問われます。また、TOEICスコア〇〇点相当という記述がある場合も多く、その場合は スコアが必須ではありません。

MAO
MAO

ほとんどの場合、英語力は面接でチェックされます。また採用側も、とりあえずTOEICスコアを設けている場合が多いです。

そのため、企業が実際に求めている英語力がどの程度なのか、転職エージェントに確認して面接に望むようにしましょう。


TOEICスコア別|英語力の目安と企業評価

2025年6月22日のTOEIC公開テストの受験者は約20,000人、平均スコアは全体で596.2点でした。

 

MAO
MAO

日系企業であれば、平均以上の600点台から英語力を認められることが多いです。
しかし、英語力のある応募者が集まる外資系企業では、高い英語力とはみなされません。

外資系でも、英語の使用頻度は会社によって異なります。一概には言えませんが、英語を日常的に使って業務をする場合、600〜700点が最低ラインと考えておきましょう。

スコア帯 評価の目安 企業側の印象
600〜695点 基礎レベル 国内業務なら可、外資系ではやや不安
700〜795点 実務対応ライン 書類選考通過ラインとして採用する企業も多い
800〜895点 ビジネス英語OK 英語を使った業務を任せられる
900点以上 上位3%の実力 外銀・コンサル等で高評価。海外本社とのやり取りも可能

 

MAO
MAO

現在TOEIC勉強中のかたは以下の記事もぜひ参考としてください。

業界・職種別|TOEICスコアの目安

以下は、各業界・職種別に求められるTOEICスコアと英語力の一覧です。

業界 主な職種 TOEICスコアの目安 英語の使用場面と理由
コンサル コンサルタント 850点以上 海外クライアントとの会議、資料作成、リサーチ対応など。高度な実務英語力が必要。
金融 アナリスト、営業、管理部門 800点以上 英文資料・契約書の読解、グローバル拠点との連携、電話会議などが頻繁。
製造メーカー 海外営業、技術営業 750〜800点以上 海外顧客との商談・提案、技術資料の読解が求められる。
IT・テック エンジニア、PM、CS 700〜800点以上 英語のマニュアル、海外チームとのやりとりが中心。読解力+基本的な会話力が必要。
ホテル・旅行業界 フロント、営業、企画 600〜750点 接客英語+簡単な読み書きが中心。日常会話レベルが求められる。
NA 管理部門、法務・人事 750点以上 英文契約書・海外人事とのやり取りが発生。専門用語含む読解力が必須。

わたしの経験では、外資系で求められるTOEICスコア・英語力は、大きく以下の2つに分けられます。

① 業界・職種(上記の表を参照)
② 会社の文化、日本人社員の数

MAO
MAO

外資系でも、日本人ばかりで外国人社員がゼロの場合もあります。
その場合、国内でのコミュニケーションは100%日本語ですし、マニュアルも日本語化されている場合が多いです。

ITテック(GAFAM)などの若い企業・業種では、日本語マニュアルが少なめです。
反して、古くから存在する外資系企業(半導体メーカー:インテルなど)では、日本語マニュアルも豊富に用意されています。

役職別|TOEICスコアと期待される英語力

  • スタッフ:600〜700点。読み書き中心。
  • マネージャー:700〜850点。英語での会議・資料作成あり。
  • ダイレクター/部長クラス:850〜900点以上。海外本社との調整・戦略立案を担当。

 

MAO
MAO

役職が上がるにつれて、英語力が求められます。
理由は、本社と英語でコミュニケーションを取る頻度が増えるためです。スタッフの頃は、日本人上司・日本人顧客とのコミュケーションが主流なため、日本語ベースで仕事が可能です。

 


TOEICだけでは足りない?実務で評価される英語力とは

外資系ではTOEICスコアだけでなく、以下のような「実践的英語力」が重要視されます。

・英語での会議対応・交渉力(Speaking)
・英文メールの正確さとスピード
・プレゼンテーション能力
・聞き返し、質問、提案などの瞬発力

英語での会議対応・交渉力(Speaking)

TOEICスコア600点までの語彙は、実際に仕事をする際にも頻出します。なので、600までの語彙は無条件で勉強します。

MAO
MAO

そこからは、TOEICの勉強に時間を使いすぎるよりも、自分の使用頻度の高い語彙を積極的にアウトプットして、使える英語にしていくほうが効率的です。

TOEIC900点オーバーでも会話は苦手という人もいます。
座学は大切ですが、ある程度の水準の英語力まで達したら、スピーキングにも時間を使っていくことが大切。

>> DMM英会話なら、いつでも手軽にアウトプットの練習が可能

【DMM英会話】オンライン英会話NO’1

英文メールの正確さとスピード

英文メールには、いまの時代AIを使っていくことを強くオススメします。手順としては、

①相手から届いた英文メールを、日本語に訳す
②日本語で返信メールを書く
③②を、英語に訳す
MAO
MAO

チャットGPTのスレッド機能を使えば、相手とのコミュケーションをすべて記録できるので、とても便利です。脈絡から言語化されていないことも推察できるため、ぜひ使ってください。

プレゼンテーション能力

日系企業よりも、外資系企業ではプレゼン力が必要になります。

MAO
MAO

外資系企業では、会議はダラダラと長くありません。短い時間で要点だけ伝えて終わります。そのためプレゼンターは、限られた時間内でどのように相手にわかりやすく伝えるか、考えて実行する必要があります。

また日系企業のお客様に製品説明する際も、必ずスライドを準備していきます。
この場合は日本語でのプレゼンとなりますが、英語資料を日本語に訳してからプレゼンすることもあります。

聞き返し、質問、提案などの瞬発力

外資はスピード感があります。

会話中にトピックが次から次へと移っていくので、内容についていけない時はいったんストップして、質問しないといけません。

MAO
MAO

質問をするときは、何がわからないか、どう質問すれば相手が回答しやすいかなど考えます。
これは経験が物を言うため、TOEICのスコアでは図ることが難しいスキルです。


TOEIC対策の学習法|スコア別おすすめ

  • 600点以下:文法・単語・基礎リスニング中心(例:スタディサプリTOEICベーシック)
  • 700点台:長文対策+実践形式(模試や公式問題集)
  • 800点以上:英語面接やビジネスメールの訓練で「実務英語力」へ

まとめ|TOEICスコアは“入口”、実務力を育てよう

外資系においてTOEICスコアは「目安」ですが、エントリー時や社内基準として、最低600〜700店は必要となります。

MAO
MAO

ただし、本当に評価されるのは「英語で仕事ができる力」。スコアだけに頼らず、会話力・交渉力・対応力など、実務的なアウトプット力も伸ばしていきましょう。

あなたの英語力が、外資系キャリアの第一歩になることを願っています。

外資系企業へ転職を考えている方は、まずは無料相談から>>

英語を活かした転職ならロバート・ウォルターズ

コメント

タイトルとURLをコピーしました