海外営業として働く手順、パターン別に効率よく転職活動を

海外に行ける仕事

・英語を使った仕事ができる会社に転職したい
・海外に行ける仕事に就きたい
・そのためには、どの程度の英語力が必要なのかな

この記事は、そういった方が最短で転職できるような方法を公開しています

海外営業の求人は年々増加傾向にあります。
理由は、日本は人口減によりマーケットが小さくなっていますが、海外では人口が増えている国がたくさんあるからです。

それにより、マーケットの拡大が期待できて、日本から輸出する量が増えるからです。

海外では人口がどんどん増えていて、仕事の幅が広がっています

この記事を書いている私は、海外営業として約10年の勤務を通して、北米や豪州、アジアなどさまざまな国を担当してきました。

製造機器、半導体、食品など扱ってきた商材もさまざまです。

海外営業へ転職したいという目的が決まったら、もっとも効率的な手段を選ぶ必要があります
手段とは最短ルートで海外営業へと転職するための方法のこと、これは人によって異なります。

この記事が、皆さまの転職活動の成功の一助となることを心より願っています。

☑海外営業として働くには以下のパターンから

皆さんは、営業として働いた経験はありますか?

働いた経験のある方は、海外営業へ転職するまでの時間が、営業経験がない方よりも早くなる可能性が。
しかし働いた経験がなくても、以下のパターンを理解することで、最短ルートで転職することが可能となります。

未経験で募集している求人もたくさん。

自分の現在地を確認しましょう。

営業経験なし x 業種経験なし

完全に未経験から始めるパターン。

営業経験のない方が、これまで経験のない業界へ参入して、海外営業へと転職する場合です。
ここでは食品業界を例に挙げてみましょう。

・食品業界に精通していない
・営業経験がない

こういう方が取る選択肢は、主に以下の2つです。

・食品業界へ国内営業として転職して海外営業への転身をねらう
・未経験OKの求人を探して、海外営業として転職する

1つ目の選択肢は、まずは食品業界で下積みを積んでから海外営業へとキャリアチェンジするという方法。

2つ目の選択肢は、はじめから食品業界で海外営業として勤務する方法。

転職は、経験者が優遇されます。
しかし、未経験OKの求人も少なくありません。

転職活動そのものにリスクはないので、まずは自分の市場価値を確認することが大切。



未経験の方が経験者との差別化を図るための大切な要素は、ズバリ英語力です
企業が求める英語力の基準をクリアして、未経験から仕事に就ける準備に努めましょう。

一般的に、日系企業の海外営業で求められる英語力はTOEIC700点と言われています。
TOEIC700点は、英語で支障のないコミュニケーションが取れる人とみなされます。

TOEIC700点を取得する具体的な方法は以下の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

● 参考記事:TOEIC700点を突破するための具体的な勉強方法【リスニング編】

営業経験なし x 業種経験あり

食品業界で働いた経験はあるけれど、営業として働いた経験がない。
こういった方は、食品業界で海外営業としてのキャリアを求めた方が、他の業界で海外営業へ転職するよりも優位になります。

また、業界で使われる独特な言い回しなどにも精通しているため、仕事に必要な英語もスムーズに覚えられます

営業経験あり x 業種経験あり

食品業界で営業職として働いている人が該当します。
こういった人は、業界内で海外営業を募集している会社を探されることをおすすめします。

あとは英語を覚えるだけなので、転職するのにもっとも近い位置にいます。
また、経験者として転職するため、大幅な給与UPも狙えます。

どのパターンでもビジネス英語の勉強は必須

対象の業界で営業職として勤務した経験がある人は、経験のない人よりも転職の幅が広がることは事実です。
しかしどのパターンにも言えることは、基盤となる英語力の構築、ビジネス英語の勉強は必須であるということです。

海外営業に必要なTOEICスコアの目安は700点
TOEIC700点は英語でコミュニケーションを取るのに問題ないレベルと定義されているからです。

いつまでに転職したいのか、ゴールを明確にして英語力UPに努めていきましょう。

☑海外営業はメーカーか商社で働くが王道

海外営業として働く場合、一般的にはメーカーで働くか、もしくは商社で働くかのどちらかとなります。
順番にみていきましょう。

メーカーで働く

日系メーカーで海外営業として働く場合は、海外営業部に配属されることが多いです。
本社で働くケースが多く、海外に行っていない期間は日本で勤務します。
さまざまなメーカーがありますが、以下は一例です。

・原料メーカー(旭化成など)
・車、家電メーカー(TOYOTA、パナソニックなど)
・機械、機器、部品メーカー(住友重機械工業、Nidecなどなど)
・食品メーカー(味の素、キッコーマンなど)

日本は製造業で栄えた国なので、メーカーがたくさん。
90年代の頃は、海外営業部といえば東証プライム(旧東証一部)の大手メーカーといった印象が強いですね。

しかし、昨今では中小企業でもどんどん海外展開していて、英語ができる人材がより求めれています。

最近では中小企業も積極的に海外ビジネスに注力しているよ。

理由は、日本の国内マーケットは市場が小さくなっているが、海外諸国では市場が大きくなっているから。
積極的に海外展開を計画しているメーカーはたくさん、チャンスを掴んでいきましょう。

また、自分の希望するメーカーが、どの程度海外事業に重きを置いているか事前にチェックすることも大切。
上場している企業であれば、海外市場での売上比率を公開していますし、面接のときに聞くことも可能。

海外売上が全体比のどの程度か。

これにより海外ビジネスへの注力度合いが分かるわね。

海外市場での売上比率が高いほど、海外営業部で働きながら海外へ出張する割合が高くなります。

商社で働く

次いで、メーカーではなく商社で働くパターン。
商社は、以下の2つに分かれます。

総合商社 (5大・7大商社)
専門商社 (国・エリア or 商材)

総合商社とは、いわゆる財閥系の総合商社(三菱商事・三井物産・伊藤忠商事など)。
こういった会社へ転職する人は非常に少ないため、ここでは割愛させていただき専門商社について説明します。

専門商社とは、何かに特化して専門的に商材を扱っている会社です。
そして、専門商社は以下の2パターンに分けられます。

・国・エリアの専門商社
・商材の専門商社

エリアの専門商社とは、たとえばアフリカ市場に特化した商社などを指します。
アフリカ大陸メインに営業していて、さまざまな商材を輸出します。
この場合、商材は限定されず、需要がある商品を特定の市場へ輸出するといったビジネスとなります。

商材の専門商社とは、特定の商材をエリア問わずさまざまな国へ輸出します。
たとえば、半導体機器の専門商社は、日本の半導体機器という商材に特化して、需要のある国々へ輸出します。
この場合、エリアは限定されず、半導体機器を需要がある市場へ輸出するといったビジネスとなります。
一般的には、この専門商社の方が割合は高め。

ここで言いたいことは、自分が海外営業と訪問したい国がある場合、事前に会社がその国とビジネスをしているか、将来的に始める見込みがあるか確認する必要があります。

メーカーと商社の違いって?

一概に言えないところはありますが、メーカーと商社の大きな違いは以下です。

・メーカーは自社商品を深く学ぶ必要がある
・商社は取り扱い商材が多いので、広く学ぶ必要がある

ざっくり言うと、メーカーの方がじっくり、商社の方が手早く、日々の仕事をこなしていくスタイルです。

☑海外営業に向いている人の特性7つ

次は、海外営業に向いている人の特性について。
以下に当てはまる人は、海外営業に向いています。

行動力と実行力がある

海外営業として海外で営業活動をするには、行動力は必須の要素。
海外でも動じずに、どんどん行動していける力は必要です。

たとえば、日本人は一般的に人前で話すことが苦手です。
しかし海外営業として日本人代表で渡航する際、外国人の前でプレゼンテーションをする機会はたくさんあります。プレゼンテーション自体もですし、終わったあとに積極的に顧客とコミュニケーションを取るようにすることは大切。
なぜなら、海外の顧客と対面で話す機会は、年に数回しかないからです。
渡航前にすべきことを決めて、それを実行に移す力がある方は、海外営業に向いている人です。

順応力がある

次いで順応力。
海外の異文化でも、すっと環境になじめるような力です。
国が違えば文化、商習慣、ルールが大きく変わってくるため、とても大切です。
たとえば、中南米の人とビジネスをするときは、日本人のように事細かに考えない人が大半です。
時間ぴったりに会議が始まらないこともしょっちゅうです。
こういったことにストレスを感じず、柔軟に対応していける順応力を身につけると有用です。

文化の違いを楽しめる

順応力に通ずる部分はありますが、文化の違いを楽しむことも大切。
日本の文化は独特なので、海外に行くと大きなギャップを感じます。
たとえば、日系企業では稟議書をつかって社内で申請をするのに時間がかかります。
しかし中華圏の国だと、即決がほとんどなので、すぐにビジネスとして成立します。
とりあえずやってみようの精神が強いとも言えます。
こういった文化の違い、商慣習の違いを楽しみながら学ぶことも、海外営業の醍醐味です。

語学が得意

語学が得意であることは海外営業のメリット。
英語圏で生まれ育った日系バイリンガルであれば、アドバンテージが大きくなります。
大学で語学を専攻していた人もそうですね。
しかし語学は何歳からでも学べるので、もっとも大切なことは仕事に必要な英語を使えるようになることです。
好きこそものの上手なれ、ビジネスを通じて語学を楽しみながら学びましょう。

体力がある

体力は海外営業する上で大切な要素。
わたし自身、最高のパフォーマンスを発揮できるよう日頃から体力作りに励んでいます。
アメリカや欧州へ行くと、飛行機に乗っている時間も長くて疲れます。
また現地でも移動が多いので、歩く時間や立っている時間も長くなります。
体力と気力は、海外で仕事をする上で欠かせない大切な要素です。

時間管理ができる

時間管理は非常に大切です。
なぜなら、海外にいる間に新しく生まれる仕事と、日々の日本での仕事と、両方を柔軟にこなす必要があるからです。
たとえばアメリカに出張に行くと、日中はアメリカ時間で仕事をして、夕方になると日本が朝になります。
なので、アメリカでの夕方時間から、日本発信のメールがどんどんと入ってきます・・
また、東南アジアなどで渋滞にまきこまれると、1時間以上ほとんど動かないこともよくあります。
顧客との約束に遅れないよう、つねに時間を意識して行動するように心掛けることが大切。

自発的に働ける

受け身の姿勢で支持を待っていると、海外でのビジネスは進めにくくなってしまいます。
自ら積極的にイニチアチブをとる意識が大切。

とくに欧米系の人達は主体的にビジネスを進めていくので、受け身で行動していると流れに乗れなくなってきます。
自分主体で積極的に行動して、相手を巻き込むくらいのスタンスが、海外ビジネスでは最適です。

また、自発的に行動ができる人は外資系企業での働き方がフィットします。
外資系企業とは、一般的に勤め先の本社が海外にある会社のことを言います。(厳密に言うと、資本率なども関係しますがここでは割愛します)

外資系企業で働く場合でも、本社でのミーティングなどで年に数回海外出張があります

ご興味のある方は、以下の記事を参考としてください。

●参考記事:外資系企業で働くとは?日系企業との大きなちがいを7つ解説します

外資系企業で働きながら海外に行きたい方は、ぜひこちらの記事も読んでみてね。

☑まとめ

今回の記事では、以下について説明させていただきました。

・海外営業として働くには以下のパターンから
・海外営業はメーカーか商社で働くが王道
・海外営業に向いている人の特性7つ

最短ルートで海外営業へと転職するためには、まずは自分の現在地の確認から
そして、自分の目的地を明確にして行動にうつしていきましょう。

海外営業はとても魅力的な仕事です。
日本にいるだけではできない経験がたくさんできて、素晴らしいキャリアを形成できます

大変なこともありますが、それ以上に得られるメリットはたくさん。
自分の現在地を再確認するところから始めて、皆さまが理想の会社へ転職できることを心より願っております。

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