【体験談あり】海外営業に英語力は必要?できない人の突破口

海外に行ける仕事

はじめに|海外営業は「英語できない」とムリ?と思っていませんか?

海外営業って、英語がペラペラじゃないと無理でしょ?」

そんなふうに思って、海外営業や外資系企業をあきらめていませんか?

MAO
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英語は、海外営業において重要なスキルの一つです。
しかし実際に働いてみて分かったのは、「英語ができても苦労することがある」ということでした。

わたしは英語は比較的得意でしたが、営業経験ゼロの状態から海外営業に転職し、現場で数多くの失敗を経験しました。英語以上に、他のスキルが必要なのだと身を持って経験しました。

この記事では、「英語ができないと海外営業は無理なのか?」という疑問に答えつつ、英語に自信がない人でもチャレンジできる方法を、実体験を交えて解説します。

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海外営業は英語できないとムリ?よくある3つの誤解

1. 「英語できない=海外営業NG」は本当?

多くの人が、「海外営業=英語ペラペラでないとできない仕事」と思っていまが、実際は英語が完璧でなくても仕事が出きている人はたくさnいます。

理由は、以下などです。

・相手がネイティブスピーカーでないため、さほど高い英語力は求められない
・対話は最小限にして、簡単な定型フレーズやチャットでやり取りする
・お客さんが日系企業のため、英語よりも日本語の使用頻度のほうが高い

英語よりも大切なのは「伝える意志」と「相手を理解しようとする姿勢」です。

MAO
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最初は英語が苦手でも、業界に精通していたり、長く付き合っていたりすると、
非言語コミュニケーションの割合が高くなっていきます。
そのため、英語は最低限できればOKです。

2. 英語がすべてではない。実は“他のスキル”も重要

例えばこんなスキルが求められます:

  • 顧客の課題がなにか理解する力
  • 課題にたいして、解決策をロジカルに提案する力
  • 異文化間での信頼構築力

これらはすべて、日本語でも英語でも通用する「ビジネスの基本スキル」です。

わたしは29歳の時に海外営業職へ仕事を変えました。
それまでは、営業はおろかビジネスにも精通しておらず、基本的な営業パーソンとしてのスキルがない状態から海外営業デビューしました。

MAO
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上記の3つ以外にも、B2B・代理店セールス・貿易なども初めてだったため、
わからないことだらけでした。

✅️海外営業に必要なスキルと、優先順位

優先度 スキル名 具体内容・理由
★★★★★ ① B2B営業 / 代理店セールス 海外営業の基本は「法人営業」かつ「代理店との関係構築」。
ビジネスモデル理解・販路管理が必須。
例:市場のTAM/SAM〜プレイヤー〜競合他社〜エンドユーザー
★★★★☆ ② 製品知識 自分の製品を理解しないと、価値提案や課題解決ができない。技術的質問にも対応できる程度が必要。
★★★★☆ ③ 交渉力
(価格・条件)
価格・納期・数量などの交渉は日常業務。利益を守りつつ関係性も維持するバランス感覚が重要。社内の各部署、仕入先との交渉も
★★★★☆ ④ 英語力
(読む・書く・話す)
ネイティブ並み不要。商談・メール・資料作成で「伝わるレベル」があればOK。
★★★☆☆ ⑤ 見積作成スキル 原価・利益率・インコタームズを踏まえた見積り作成。
★★★☆☆ ⑥ プレゼンテーション 新規顧客・展示会・商談などで製品・会社を魅力的に伝える。ロジック+ビジュアル構成が鍵。
★★★☆☆ ⑦ 業界知識 業界知識は、経験の長い先輩や顧客からドンドン吸収するようにする。
★★☆☆☆ ⑧ 貿易実務・輸出入知識 自分で通関はしないが、輸送・書類・条件(FOB/CIF等)の理解は必要。トラブル対応に関係。
★★☆☆☆ ⑨ 翻訳スキル(英→日/日→英) マニュアル・契約書・メールなど簡易な翻訳も必要だが、高度なスキルは不要
MAO
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海外営業と、国内営業のスキルは、重複することがたくさん。
わたしは国内営業のスキル経験がなかった状態からスタートしたため、最初はとても苦労しました・・

3. 現場で求められる英語力のリアル

  • メールは定型文でOKなことが多い
  • 電話対応は相手の訛りが強く難しい
  • プレゼンは台本があればこなせる

メールは、今であればチャットGPTなどAIで簡単に作成できます。実務をこなしながら、表現に慣れていけばOK。プレゼンも社内で共有されているフォーマットにそって作成すれば、さほど難しくありません。

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この中では、電話が一番難しいと思います。とくに東南アジアの英語はなまりが強く、TOEICリスニング試験のようにクリアーに話してくれないため、最初は何もわかりませんでしたw

 

言い換えれば、お客さんが話す英語も第二言語。つまり、こちらも“ネイティブ並み”である必要はないのです。

私は英語ができたのに海外営業で苦労した理由

1. 英語が得意でも、営業経験ゼロでは通用しない

私はTOEICで900点近くあり、英語でのやりとりには自信がありました。

でも、入社してすぐに直面したのは「英語より営業の難しさ」でした。

「この製品は、どう提案すれば価値が伝わる?」
「顧客は何を求めていて、何に困っている?」
「営業に必要なマーケティングとは?競合他社、商流、初めてばかり・」

こういった“営業としての思考”がゼロだった私は、何のために商談をするかがさっぱりでした。

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また当時は、ガス機器メーカーの海外事業部に在籍していました。
ガスというニッチな業界で業界知識もゼロからスタート。理系でないため、化学式、圧力なども苦手分野・・

海外営業としてデビューした最初の1年は、英語力がある=営業として即戦力ではないという現実を痛感しました。

2. 提案力・商流理解・顧客対応…現場で感じたギャップ

実際に苦労したのは以下のような点です:

  • 提案の「型」が身についていないため、話がまとまらない
  • 商流(流通の仕組み)が理解できず、誰に何を話せばよいか想像できない
  • 顧客との関係づくりに時間がかかる

営業にはフェーズがあります。
セールスフォースなど営業支援ツールを使っているとわかりますが、紹介の段階なのか、最終の交渉まで進んているのか、顧客によって異なります。(これも、初年度はさっぱり)

また、海外営業していると、Cレベル(CEO, CMO, CTOまど)の方々と会うことも多いため、1年目の営業マンとしては関係性構築に苦労しました。

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英語はあくまで“コミュニケーションツール”、
それをどう活かせるかは、自分のビジネスマンとしての技量によります。

海外営業と外資系営業の違いとは?英語できない人にもチャンスあり

1. 共通点:英語環境+成果重視

海外営業と外資系営業には、以下のような共通点があります:

  • 英語を使う機会が多い
  • 成果重視・評価が明確
  • 自主性とスピード感が重視される
MAO
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マインドは共通する部分が多いです。
大きな違いは、英語をお客様(社外)に対して使うか、社内で使うかです。
海外営業は、社内では日本語でコミュニケーションして、社外でのみ英語を使うことがほとんどです。

2. 違い:日本企業 vs 外資系で求められるマインドセットと社風

海外営業(日系企業) 外資系企業の営業
英語使用場面 海外とのやりとり中心 社内で英語を使うことが多い
上司との関係 上司・部下の関係が強い フラットで自律が求められる
働き方 残業多め、属人的 効率重視、ワークライフバランス良好

3. 英語できないなら、まずはどちらから目指す?

英語に不安がある場合は、海外営業(国内企業での勤務)からスタートするのがオススメ。

MAO
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理由は、外資系企業は英語ができる人材が多いですが、日系企業だと英語人材は少ないため、プレッシャーを感じにくいためです。

 

そこから経験を積んで、将来的に外資系へ移ることも可能です。

英語できない人が海外営業を目指すには?4ステップで解説

1. 英語に苦手意識がある人は、オンライン英会話がオススメ

最初の一歩として効果的なのが、毎日の短時間オンライン英会話
特に営業で使う以下のような場面を再現できると◎:

  • 自己紹介・会社紹介
  • 商品説明
  • 時事、日本についてなど
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英会話上達のコツは、短い時間で良いので、気長に自分のペースで継続すること。
ネイティブキャンプであれば、低い金額でいつでも英語レッスンが受けられます。

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2. ビジネス英語は意外と簡単

ビジネス英語では、「型」や「定型表現」がとても多く存在します。

  • “Let me get back to you.”
  • “Comparing competitors, our product offers three key merits…”
  • “Would you be available for a quick call?”
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こうした表現をストックしておくととても便利。
英語でのメールについては、以下の記事も参考としてください。

3. 英語できない人のための最短ルートとは?

  • フレーズ暗記+実践(例:シャドーイング)
  • 実務に近い場面を再現(オンライン英会話+資料作成)
  • 成功体験を積みながら自信をつける

英語力を上げる一番の近道は、「実務に近い環境に身を置くこと」です。
わたしのオススメは、軸ずらし転職

①まず、英語があまり出きなくてもOKな会社に入社して、実務を通じて英語力を上げる
②数年後、違う業界の海外営業、外資系企業などに転職して、年収を上げる
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こうすることで、海外営業スキルと年収の両方をアップさせることが可能です。

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海外営業は英語できない人でも挑戦できる|必要なのは行動と工夫

1. 英語よりも「現場で何ができるか」が評価される

多くの海外営業担当者を見てきましたが、評価されている人は次のような人です:

  • 顧客(代理店・エンドユーザー)との関係性が構築できていて、ニーズを掘り出すのがうまい
  • トラブルがあった際には、真摯に対応している
  • 関連部署など、周囲を巻き込む力がある
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つまり、「人間力」や「提案力」があれば、英語力は後からついてくるのです。
最重要視すべきスキルは以下です。

優先度 スキル名 具体内容・理由
★★★★★ ① B2B営業 / 代理店セールス 海外営業の基本は「法人営業」かつ「代理店との関係構築」。
ビジネスモデル理解・販路管理が必須。
例:市場のTAM/SAM〜プレイヤー〜競合他社〜エンドユーザー

2. 英語できない=終わりじゃない。いまの自分の分析からスタート

「自分は英語が苦手だから無理…」と感じるのは自然なことです。

でも、今の自分の強み・弱みを把握することが第一歩

  • 営業経験があるなら、面接でそれを精一杯アピールして、入社後に英語を強化する
  • 英語に強みがあるなら、営業ロジックを学ぶ
  • どちらもないなら、未経験OKな求人から応募して、少しずつ始める

できないことではなく、“できること”を起点に考えるのが大切です。強みを活かせる会社は、たくさんあります。

まとめ|英語できない人も海外営業を目指せます

  • 海外営業は「英語できない=ムリ」ではない
  • 英語だけでなく、営業スキルや人間力も重要
  • 英語ができても営業未経験だとつまずく(=私の実体験)
  • オンライン英会話やフレーズ暗記で英語力は補える
  • 外資系営業とも親和性が高く、将来的なキャリアアップも可能

 

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英語に苦手意識があるあなたも、やり方次第で海外営業にチャレンジできます。
戦略がなにより大切、チャンスは意外と近くにあります。

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